弁護士に相談に行かれたご経験のある方は、弁護士から「証拠」に関する説明やアドバイスを受けることもあると思います。

証拠といえば刑事裁判でしょう?

弁護士と証拠、どう関係があるの?

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、証拠と弁護士の関係についてお話したいと思います。

そもそも証拠というのは、ある問題について判断・決定する人に見てもらって、その判断決定の材料にしてもらうためのツールです。
社会の中で、判断・決定を行う機関は様々ありますが、ずーっといった先の最後の砦として、裁判所があるわけです。そのため、証拠は、何も刑事裁判でだけ出てくるものではなく、民事裁判でも使うものなのです。

そして、裁判所に対して、証拠を提出するのは、裁判の当事者であり、民事の場合は大抵、代理人である弁護士です。弁護士は、裁判所を説得するための資料として、どのような証拠があれば有効なのか、ということを常に頭で描きながら活動しています。

そのため、弁護士に相談に行くことで、どういうモノが証拠になりうるのか、今持っている証拠で足りるのか、他にどういう証拠をどのように集めたらよいのか、相談者のケースに合わせて、アドバイスすることができるかと思います。

著者プロフィール


井上瑛子 弁護士

おくだ総合法律事務所
兵庫県立神戸高等学校卒
九州大学法学部卒
九州大学法科大学院修了
福岡県弁護士会所属