音楽・映像のダウンロードは、してもいいの?

image最近では、インターネットを通じて世界中の音楽や映像を視聴することができる、というのが当たり前になってきましたよね。いつでも、どこでも、好きな音楽や映像を視聴できるということで、動画サイト等を活用しまくり!という方も多いのではないでしょうか?

さらに、そのような音楽や映像をいったん自分のパソコンに取り込む(=ダウンロード)と、インターネットにつながっていない状態でもこれを視聴することができる、というのも、多くの人がご存知のことかと思います。
しかし、このようにして動画サイトを活用している人は、一時期ニュースでよく耳にした“違法ダウンロード”という言葉にドキッとしたのでは・・・?
そこで今日は、この不安をすっきりさせていただきたいな、と思います。

Q.そもそも違法ダウンロードって何?

まず前提として、音楽や映像といった作品には、それを作った人の“著作権(ちょさくけん)”という権利がくっついている、と考えてください。例えば、ある音楽を作った人には、この音楽についての著作権があるから、その音楽をCDにして売るなどの権利が認められるというわけです。
そして、インターネット上で観ることができる動画等には、大きく分けて2種類のものがあります。
① 合法に掲載(=アップロード)されている動画
作品についての著作権をもっている人(アーティストの事務所等)から“公式”として公開されている動画は、これにあたります。
② 違法にアップロードされている動画
作品について著作権のない人が、アーティストに無断で掲載している動画が、これにあたります。
さて、ここからが本題です。
まず、①にあたる“公式の動画”を、あなた自身が楽しむ目的で自分のパソコンに保存する行為は、基本的に自由に行なってよいとされていて、“違法ダウンロード”にはあたりません。(※ただし、個々の動画サイトの利用規約として、そのサイト上からのすべてのダウンロードが禁止されている場合がほとんどです。注意してください。)
また、①にあたる“公式の動画”でも、あなたがダウンロードした後にCDに焼いて大勢の人に配ったりすると、それは“違法ダウンロード”とは別の問題で、アーティストの著作権を侵害することになり、違法です。
では、②のような“違法にアップロードされた動画”をダウンロードした場合はどうでしょうか。もしあなたが違法にアップロードされた動画だと知りながらこれをダウンロードした場合は、“違法ダウンロード”にあたってしまいます。
つまり、“違法ダウンロード”とは、違法アップロードされている音楽や映像を、それが違法アップロードされたものであることを知りながらダウンロードする行為、ということになりますね。

Q.違法ダウンロードをするとどうなるの?

平成24年10月1日に著作権法が改正されたことにより、“違法ダウンロード”のうちでも特に、「CD、DVD、ブルーレイ等として販売され、またはインターネットで有料配信されているなど、有償で公衆に提供・提示されている音楽や映像」をダウンロードした場合が、刑罰の対象となりました。
簡単にいうと、通常であればお金を払わないと視聴することができないような音楽・映像を、お金を払わずに手に入れていることが、問題というわけです。皆がお金を払っているのに自分だけそれをしないということが罰されるのだ、と考えると、当然のことですよね。
たしかに現実には、すべての“違法ダウンロード”が取り締まられているというわけではないようですが、違法は違法。ちょっとくらい大丈夫だろう、と思っていると、大変なことになってしまうかも・・?
どんなにお気に入りの音楽や映画でも、違法にダウンロードするのではなく、聴いて、観て楽しむということにとどめておきましょう。

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