今日は女性特有の借金問題について、書いてみようと思います。

 今までの経験から、女性の借金には、3パターンあるような気がしています。

①独身時代に、エステやら、能力開発セミナーやらで、高額クレジットを組み、それに苦しめられるパターン。
②主婦が、家計上の不足分を夫に言い出せず、借金で補ってしまい、ふくれていくパターン。
③離婚後、引き取った子どもを育てるためにめいっぱい働いてる。でも、どうしても足りない。。やむを得ず、借金してしまうパターン。

 特に、②と③のパターンが多いように思います(①の独身時代のわずかな借金が②の原因の一つになっていることも多い)。

 で、今日は、②について雑感を。

 夫に言い出せない理由はいろいろあると思います。各家庭の事情なんて他人には見えません(見せませんよね)。

たとえば。。。

 夫は家族のために毎日一生懸命働いているのに、足りないなんていえない。夫の収入の範囲内でやりくりできないのは自分のやり方に問題があるから。。と自分の能力不足が原因だと思い、夫の要求する生活水準について話し合うことなく、借金で補ってしまう。
とか、
 夫が粗暴で一方的であるがゆえに、その力関係ゆえに、自分で借金して処理した方が早いと借金し抱え込んでしまう。
とか。

 一旦抱えてしまった借金は、その利息の高さ故に、いつの日か必ず、自分で処理できない額へふくれていってしまいます。毎日小さな嘘を重ねてしまう自分にうんざりすることも。
 貸金業法が改正される前は、貸す方の審査も甘く、収入のない主婦でもがんがん借りることができたようです。利息もべらぼうに高い時代が長く続きました。 子どもが小学校に上がって、パートに出たくらいでは毎月の返済は追いつきません。。

 確かに、返済の見通しもないのに、借金でその場を解決しようとしてしまった最初の選択が正しかったとはいえないかもしれない。家庭の事情があろうがなかろうが、夫と話し合いをすべきだったかもしれない。

 でも、家計を助けてもらうためではなく、毎月、毎日の返済をクリアするために借金しなければならなくなったとき、終わりのない日々に途方に暮れたでしょう。。。支払いが遅れて電話がかかり夫にばれたらどうしようとそのことが心の大部分を占めているのに、何気ない日常を過ごさなければならないことが、どれほど精神的につらいか。

 気づいたときに、過去の時点に戻ることはできません。
 でも、気づいたときに、過去を反省し、将来に生かすことは可能です。

 当事者の生活状況(家計や、健康状況、家族構成)に一番あった「やり直す方法」が必ずあるはずです。

 具体的には、本人のパート収入等を含め、家計上、月額3万円程度が捻出できそうであれば、個人再生という方法を前向きに検討できるでしょう。
 借金総額が大きく、他方、家計に余裕がなければ、一旦リセットするために、破産を前向きに選択する。そう、前向きに!!
 利息制限法の問題から、思ったよりも借金総額が減るかもしれない。
 場合によっては、過払いとして取り戻せる可能性も。

 借金整理の決断にも、若干の痛みはあるかもしれません。

 でも、その向こうには、とらわれた心を解放して、本来考えるべきこと、考えたいことで気持ちをいっぱいにすることのできる日々が待っています。

 たくさんの痛みを知り、経験した今、何の問題もない順風満帆な人生を送っている人の何倍も、強く、たくましく、これからを大切にすごせるはずです。

 1人で抱え込まずに、弁護士に相談する。
 そこへ一歩踏み出す勇気をもつ。
 大丈夫。
 一緒に一番よい方法を考えていきたいと思っています。

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