ニュースを聞いていると、「○○条例違反の疑いで逮捕」という言葉を耳にして、条例違反でも逮捕されてしまうの?!と、少し違和感をおぼえたことはありませんか?
そもそも条例とは一体何なのでしょうか?誰が、どのようにして作っているのでしょうか?そして、なぜ条例違反で逮捕されてしまうのでしょうか?

【条例とは?】

都道府県や市町村といった地方公共団体が、独自に定める自主法を、「条例」といいます。たとえば、○○県迷惑行為防止条例であるとか、○○市青少年健全育成条例といったものです。

近頃では、東京都渋谷区(特別地方公共団体)において制定された「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が、同性のカップルに“結婚に相当する関係”と認める証明書を発行するという内容を含んでいたため、話題となりました。

渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例(全文)

また、福岡県の条例についてみると、平成22年より施行されている「福岡県暴力団排除条例」は、全国初の、総合的な暴力団排除条例となりました。

福岡県暴力団排除条例(全文)

【条例が適用される範囲は?】

条例は、県や市といった地方公共団体が定めたルールです。つまり、その県や市といった一定の地域内の人にしか適用されません。これが、条例の最大の特徴と言ってよいかと思います。
この点で、民法や刑法、あるいは労働基準法や道路交通法、介護保険法などの、日本のどこに住んでいるかに関わりなく適用される国の法律とは異なっているのです。

ここで一つ気になるのが、A県(歩きタバコについての条例なし)に住んでいる人が、B県(歩きタバコを禁止する条例あり)に遊びにきたときに、歩きタバコにあたる行為をした場合、B県○○条例違反として処罰をうけるのか?という点です。

条例の内容によって異なる場合もありますが、“B県○○条例違反”となり、処罰を受けることになるでしょう。が、多くの場合は、居住地に関わりなく、行為地の条例の適用を受けることが多いのではないでしょうか。

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